水瓶座の水星逆行

水星が逆行しています。
2/4に順行に戻りますから、おおよそ節分くらいまでと考えておけばいいかと思います。

水星逆行というとよく聞くのが

  • パソコンが壊れた
  • 電車が遅れた
  • 同窓会をやることになった

などなど。

お聞きになってこともあるのではないでしょうか。

「水星逆行」というワードが、ここ最近では世間でよく聞くようになりましたから、
私たちの生活に身近な感じでそう覚えている方も多いと思います。

それもひとつの解釈なので、もちろんそういうこともあるのですが、身の回りで「ああ、まさに今回の水星逆行っぽい!」と感じることがいくつも起きているので、「今回の水星逆行」で私が思うことを書いてみようかと思います。

目次

そもそも水星逆行とは?

まず、水星は年に3回くらい逆行します。
そして逆行をスタートするとおおよそ3週間ほど続きます
(はい、占星術講座を受けたみなさん、天体のテキストをチェックしてね!笑)
今回も、1/14〜2/4ですから、約3週間です。
ということは、
それなりに「逆行」が起こっていますので、それらしい出来事にも遭遇したやすいといえるでしょう。
1年に約2ヶ月くらいは逆行期間に当たっているということになりますから。

そしてもうひとつ前提としてお伝えしなければならないのが「本当は逆に回ってなんかいないよ」ということ。

太陽系の惑星のひとつが逆に回り始めた!
なんていうことになったら、それこそ天変地異です(ガクブル)。

水星逆行といっているのは、あくまでも「見た目の話」、もしくは「便宜上の話」です。
西洋占星術は数千年の歴史を持っていますから、スタートして世の中に定着するまでの間は「天動説」の世界だったのです。
地動説が出てくるよりずっとずっと前からある、それが西洋占星術。
ということで現在でも考え方としては「天動説」を採用しています。
それゆえに、「地球から見たときに『逆に進んで見える』」ことを「逆行」と表現しているんですね。

今回は「水瓶座」で逆行スタート

今回は「水瓶座」で逆行を開始しました。
しかも逆行し続けているので
1/26の時点で水瓶座のもうひとつ前の星座である「山羊座」まで戻りました。
2/4までは山羊座を逆行して、そこから順行に戻り、山羊座をなでながら再び水瓶座に戻ってきます。

水瓶座は風の星座、
そして固定宮に分類されます。
固定宮は季節の盛り、まさに今は「冬の盛り」ですよね。

さて、ではそういう特徴を持つ『水瓶座』の水星逆行ではどんなことが起こりやすかったり、どのような感じがするでしょうか。
そこを押さえて思考したり行動することがおすすめということで、下記にまとめてみました。

コミュニケーションに関連する「見直し」

まずは「コミュニケーション」領域の見直し。
しようと思わなくても、意図せずそれをを迫られる展開となることもあるかもしれません。

実際、私の周りでSNSに関連して最近聞こえた話を挙げてみると…

  • 「なんだあの人のコメント」
  • 「他の人にひどいこと言っているのを見かけた」
  • 「あいつ、とんでもないこと言ってるな」

まさに、風の星座で起こる水星の逆行という様相を呈しています。
こうした例にあるように、円滑な交流や人間関係に影を落とすような話が多くなりがちなのです。
今回、実際に私も経験していますのでとってもよくわかります。

また一般的によく言われる「コミュニケーションの齟齬」はそれなりに起こりやすいので
誤解を生みやすかったりということはあるでしょう。
これについては「誤解された!」といらっとしたり慌てたりすることもあるかもしれませんが、
自分も「誤解する」側に回るかもしれないということを頭の片隅に置いておくことをお勧めします。

知性に関連する「見直し」

それから知性に関しても、
自分の中の何かを揺さぶられるようなことがあるかもしれません。
何かを学びたくなったり、
現在学んでいる人は逆に「これ、やっぱり必要ないかも」と感じたり、そんなことは起こりやすいと言えます。

私の友人は、あることを教えているのですが
逆行期間に入ってすぐに「もっとシンプルにしてすっきりさせるように見直している」と連絡をくれました。
わかりやすくするためにどうしたらいいか、と「見直し」をスタートしたわけです。

まさに、水星逆行のエネルギーをしっかり使っているな、という感じ。
星の流れに乗っている方々には、得てしてこういうことが起こります。

この期間どう過ごしたらいいか

「こんなことが起こるよ〜」と言われても、気になるのは「じゃあどうしたらいいの?」なのかも。
ここではお勧めの対策?をお伝えしてみます。

まずコミュニケーションについて。

この部分については、私が考えるに2つの見方、考え方ができるとおもっています。
 
1つは『逆行期間だからそういうこともあるよね』と気楽にこの事態を眺めておくということ。
「なんじゃこりゃ〜!」とか「許せ〜ん!」となってイラっとするのではなくて、
「いま水星逆行だもんね〜」程度に軽やかに扱うのです。

ある意味では「聞き流し力」、もしくは「華麗にスルー力」を発揮してみるのです。

「仕方ないよね」とやり過ごす。
やり過ごしているうちに、再び順行に戻ると大した問題ではないように感じられることは多いものです。
 
そしてもう1つは、『チャンスと捉えて「見直し」をする』ということ。
普段ならあぶりだされないものが炙り出されるとも言えますから、それを好機ととらえて、
例えば「自分がこれから気持ちよく付き合う相手としてどうなのか」を『見直す』ためのエネルギーとして使うわけです。
 
この逆行期間は
あの人わがままだな、とか、協調性がないな、とか、そういうのは結構はっきり出る可能性がありますから
そういう面を持った人なんだな、と思うなら、
「じゃあ今後自分の人間関係としてどのくらいの距離感で付き合おうかな」と向き合ってみる。
これは結構オススメです。

いずれにしても、
節分の前後まで(星のエネルギーはグラデーションですから、そこでパキッと終わるわけではありませんが、人によります!)はこうした「いつもと違う感」をキャッチしやすいので、
もしキャッチしたことや、いまご自分に起こっていることが、
『困ること』なのであればしばらく落ち着いて、すぐに反応しすぎないこと。
『喜ばしいこと』なのであれば、背中を押してもらって、普段ならしないような行動や見直し作業に着手してみる。
ということをお勧めします。

さらに付け加えるなら

自他ともに「変わり者」であるという気配は、いつものようには隠せない期間であるといえるでしょう。

普段ならうまくやれる、
それなりに「社会に適応」できる、としても、この期間はそれがちょっとつらくなりそう。

そんなことがあれば、
つまびらかになってしまうかもしれないけど「それもまた私である。」
と腹をくくってしまってください。

また山羊座まで逆行していますので、
お仕事面の見直しを迫られたり、転職を考えたりする方が増える可能性はあります。

それと、これでお金が儲かると算段していたものがご破算になるとか、そういうことも起こるかも。
そうしたことが起こった場合は、水星が順行に戻る節分過ぎにもう一度構築し直してみてください。

星が注ぐエネルギーを詳しく知りたいなら

ということで、長めになってしまいましたが、
水星逆行と一口で言っても様相が変わっていたりするので、
「パソコン壊れた」だけに集中しないで見てみると、色々と面白いのではないでしょうか♪

ちなみに水瓶座ですから「パソコンが壊れる」可能性はあります、
それはお伝えしておきます、ぜひメンテナンスを大事にしてくださいね!

こういうお話にご興味のある方、
星のエネルギーについて知りたいという方は
ぜひ西洋占星術講座にお越しくださいね。

次回の第4期は2/28から、オンラインクラスがスタート予定です!
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