<令和の御代>
新天皇皇后両陛下の御即位をお祝い申し上げます。
西洋占星術では、生まれた瞬間の星の配置でその人の人生の航海図を読み解きますが、
同じ手法で何か象徴的な出来事があった瞬間の星の配置から、その時代を読み解くことができます。
今回は平成から令和への御代替わりの瞬間、
「2019年5月1日の午前零時」のホロスコープを作成してみました。
ここから令和の御代の空気感、どんな新時代になるのかを読み解いてみましょう。
まず全体を眺めてみると…。
時間が真夜中(午前零時)であることも理由のひとつではありますが、
7天体がホロスコープの下半分に入っています。
また9天体がホロスコープの左半分に収まっています。
外側のことより内側のこと、
たとえば、海外より日本の国内、他者よりも自分、
そうしたことにフォーカスが向きやすい時代になりそうです。
また、周囲のサポートが多くある(国としてみると諸外国のサポートとも読めます)というよりは、
自分の力をつけて行く、
実力がモノを言う、
自分自身(日本という国自身)が、自分の未来を切り開いて行く、
そんな気配も強くあらわれています。
これは日本の国、という意味でもありますし、
その国を構成している私たち一人一人にも言えることです。
占星術では天皇陛下を表すと言われている「太陽」。
その太陽が、このホロスコープでは牡牛座3ハウスに位置しています。
やはり「自分自身の土台をしっかりと構築する」という様相。
自分の足でしっかり立ち、
自分自身の考えをしっかりと持つ、
そうしたことが大切な時代となるでしょう。
この太陽がゆるく天頂とオポジションになっています。
自分を大切にし、内観し、自身を確立することが大切で、
それがプライベートという側面だけを持つのではなく、
結果的に「社会の中で私」という立場にも生きてくるという配置です。
今朝の朝見の儀で新天皇陛下が述べられたお言葉の中に
「自己研鑽に励む」とおっしゃっていた部分がありましたが、
このホロスコープを読んだ後にそのお言葉を耳にして、まさにそのような配置だな、と納得しました。
ご立派なお立場にあられてもなお研鑽されるというお姿に、頭が下がります。
新天皇陛下は魚座でいらっしゃいますが、
その魚座2ハウスに月と海王星が手をつないで位置しています。
とてもやさしく、他者の感情をよく理解する。
ロマンチストである。
自分とその他の人との境目がくっきりしていなくて、感情的に融合しやすい。
そんなことが読み取れます。
そんなことが多く起こる時代になる、
他者に優しい気持ちで接する人々がより増える時代になるようです。
注意が必要なのは、相手に心を寄せるあまりつい自己犠牲を払ってしまいがちなところ。
犠牲的な同情やどこかに無理のある愛情ではなく、
先に書いたような「自分を大切にし、自分の足でしっかり立っている」からこその
歪みのない愛を他者へ注ぐことが
新時代をより豊かで幸せな時代にしてくれるのです。
土星と冥王星の関係から「時代の変革」と読み取れます。
令和時代は変革の時代である、と言ってもいいかもしれません。
ただし天体がどちらも逆行していることから、
その変革はあからさまに分かりやすい形ではあらわれないようです。
わかってもらうのに時間がかかったり、本質が伝わらずに誤解を受けたりという可能性もありそう。
この2天体がほぼアセンダントに位置していますので
『「日本は変わった」と諸外国から見られる』とも解釈できます。
令和という時代は
「今までの日本とは違う」ことを内外に印象付ける何かが起こりやすい
と言えます。
いい意味で、だと良いですね。
星の位置から、「猛烈なプレッシャーを感じている」ように他人の目にうつると読むことができます。
私たちは日々、あれこれとうまくいかないことがあった場合特に重圧を感じやすかったり、
頑張るあまりに自分に対するダメ出しをしがちだったりします。
昭和から平成へ、
24時間働けますかと問われた時代から草食男子・肉食女子、ゆとり世代、などと
これまでも時代は移り変わってきて、その時代を象徴するものも様々変化してきました。
これからの令和の時代は
先に書いたように「自分を大切に」して、自分の考えに自信を持ち、
できるだけ伸びやかな気持ちを意識するといいでしょう。
コツコツと努力を積み重ねることで、大きな変革を起こせる配置。
それぞれの人、私たち一人一人がが実直な自己研鑽に向き合うことで、
国を変えるほどのエネルギーを生み出すことができる新時代になりそうです。
*****
あなたの「生まれ持った人生の航海図」を読み解けば、いまより毎日を楽しくラクに過ごせます!
STARナビゲーションの個人セッション、
詳しくはこちらから
ご予約は ↓ ボタンをクリック!