占星術師のひとりごと:ある活動自粛の人の星

これは、西洋占星術を生業にする私が
とある方の生まれた時の星の配置を『勝手に』読み解き、
なるほど、こういう星をお持ちなのね、
そうか、この辺の星がこんなふうにあらわれたのかな、
とあれこれ検討(という名の妄想)を繰り広げる様を
あくまで自己の記録用に書き記したものです。

今回は、実はお三方、同時に。
最近トラブルで活動自粛を発表された女性と、男性お二人。
最初は女性と男性、お一人ずつの予定だったのですが、
新しくもうお一方「活動自粛」と聞いたので
ホロスコープを作ってみたら、あらびっくり。
共通の、そしてここがトラブルの元かな、と思われる星がお三方とも出ていたので
そこだけをフォーカスして書いていこうと思います。

これは一言で表現するなら、とにかく「ゆるい」ということ

ゆるさの星、と私は思っているのですが、
それをお三方ともお持ちです。

一番ハードに出るのはお三方の中では女性ですが、
男性お二人も、使い方を一歩誤ると、ハードな方へ転びます。
今回はそっちへ転んでしまったのかな、と思うのですが…。

ではどういう感じかというと。

共通して、「ゆるさの星」が輝いています。

よく言えば、
おおらかだとか楽天的だとか、
優しい眼差しでものごとを見る(厳しさがない)、
ということですが、
悪く言えば…、やっぱりゆるい。

油断しやすい、
隙だらけ、
用心深さがない、
慎重ではない、ということです。

<余談ですが…>
ちなみに、厳しさがないと書きましたが、
少なくともお三方のうちお二方に関しては
火星のエネルギーの発揮の仕方がトリッキーな面をお持ちなので、
そちらが強く出ると、その出方によっては「厳しい人」のようにはなると思います。
ここではあくまで「ゆるさの星」の面での話をしております。

お調子者というほどではないかもしれませんが
調子に乗りやすい部分もあり、それをコアにして突っ走ると危うさが出てきます。

ゆるいのできっちりやるということが苦手です。
だからたとえばお役所に提出する書類とか、
お金に関してタイトにやりくりするとか、
重要な判断をするとか、
そういうことはあまりひとりではやらない方がいいかも。
気づいたら誰かの連帯保証人になっていた、
なんて話があっても然もありなんという感じでしょうか。

これが、あらわれ方よっては遅刻癖になったり、
人付き合いの曖昧さ、いい加減さ、みたいな形になるでしょう。

たとえば、遅刻。
よく遅刻する、じゃなくて、遅刻癖。
常習犯。
で、自分ではあまり悪いと思ってないというか、
なんでそんな小さなことこだわるの?くらいな感じになるかも。
悪くない、とも思ってないけど、周囲が怒ったり目くじら立てる意味がわからない。
なにしろほら、ゆるいから、ご本人が。
もうやっちゃったんだからしょうがないし、なんで謝らなきゃいけないの?
何が悪いかわからないんですけど、みたいな感じでしょうか。
悪いと思ってやってないから、むしろタチが悪い、と周りの人に思われる類の「悪さ」です。
いや、悪さというより、そもそも「ゆるさ」ゆえなのですが。

お三方の中では、女性の方がもっとも
占星術的な用語で言うと「ハード」に出やすい配置をお持ちです。
ですから、基本的にこの星のエネルギーが悪い方へ出やすい。

男性のお二人は、どちらかというと「ゆるさの星」は『いい方』へ出やすいです。
持っているものを素直に上手に使えば、いい意味での「ゆるさ」にできます。
だからおおらかな人とか穏やかな人、となるでしょうし、
細かいことを言わない、キリキリしていない、みたいな
楽観的な感じ、懐の深い感じにもなり得ます。
フットワークも軽いでしょう。
それこそ移動距離が長くても苦にならないなんていうのもこの星がなせる技です
(ここだけでいうと特にジェットセッターの星ではないので、
 移動手段は普通に新幹線とか飛行機とか。
 でも、海外でもフットワークよく行くし、それがつらいとはならないでしょう)。

懸念点としては、
なんにしても「ゆるさの星」ですから、
元々がハードでもそうでなくても、
自分を律する意識が低いと悪い方へすぐ転びやすい、ということでしょうか。

このゆるさの星は、たとえば人間関係に影響すると、
良いときはあちこちといいお付き合いができるのに、
バランスを崩すとそれが幻想だった、みたいなことになりやすいです。
顔が広いと思っていたけれど、
実は友人関係などの人付き合いはかなり狭い、というタイプかも。

また、この星のエネルギーをこじらせると
お金に関するトラブルに繋がりやすいので、その点は気をつけた方がいいかも。

いずれにしても、
自身のちょっとした気の緩みから、
信用とか信頼というキーワードからは「遠い人」になりやすい傾向があります。

ガラガラと音を立てて信用をなくす、というような出来事も起こり得ます。

個々には色々ありますが、お二人に共通する「成功への鍵」としては、まず何よりも堅実にコツコツやるということ。
真摯な態度、誠実であろうとする努力を、自らがしていくということが大切です。
ゆるくなりやすいので、「ゆるくなってないかな」の点検は随時する。
今日1日を振り返り、明日を思い描く。

これから『目指す成功』に向かうには…

個々には色々ありますが、お三方に共通する「成功への鍵」としては、
まず何よりも堅実にコツコツやるということ。
ゆるさを、自分を甘やかすためとか自分を楽にするためにではなく、
相手への寛大さとして発揮するよう意識すること。
穏やかであることと、いい加減であることの違いをよく考えること。
真摯な態度、誠実であろうとする努力を、自らが主体的にしていくということが大切です。
誰かに言われたから、じゃなくて、ですね。

基本的にゆるくなりやすいので、「ゆるくなってないかな」の点検は随時する。
小さなことからでいいので、今日1日の自分の言動を振り返ってみる。
そしてそれが相手に与えた影響を考えてみる、ということでしょうか。

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ちなみに、先に話題になっていたお二方に関しては
いま運気の流れが、かなりハードな「生まれ変わり」を促しているときでした。
これは結構パンチ力があるので辛いと思いますし、
ひと月やそこらで完結するような変化ではないので、
数年スパンを思い描いておいた方がいいかと思うのですが、
いずれにしても、ここを乗り越えるとすごく力がつきます。
それこそ、対応力とか想像力、知恵や思考力、というところ、
総合して「人間力」がとっても鍛えられるでしょう。

よく「神様は乗り越えられない試練は与えない」なんて言ったりしますが、
乗り越えた先に『真の力』を得るチャンスがある、というのは確かなのかも。
だから、ゆるさをプラスに転換できるように、自分のモノにできるように、
そんな時間の過ごし方をしていただけたらなと思います。

さてさて、例によって、
これも全部、こちらの勝手な話。
実際にいま
ご自身は成功していると思っているかもしれませんし、
もっと違う成功を目指していらっしゃるかもしれませんので、
これはあくまでこちらの目に映る姿から
『勝手に』述べているだけの話ということでご了承ください。

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